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加齢によるリスクについて

高齢妊娠というのは20代の妊娠と比較すると、多くの問題とリスクが存在します。 まずは不妊のリスクです。 妊娠というのは精神が卵子と結合して受精卵となり、その後、胎児が細胞分裂を繰り返して新生児となります。 年齢を重ねれば重ねるごとに卵子の質が低下して、受精卵になる可能性も低下します。 受精卵にならなければ、当然ですが出産を実現することはできません。 「だったら、卵子の質を高めればいいじゃないか」と感じるでしょうが、普段の生活で多少は良くなることはありますが、劇的に良くなるわけではありません。 また、仮に高齢妊娠できたとしても妊娠しながら仕事や家事を行う場合に、若い世代と比べると体力が低下しているので辛く感じることが多くなります。 肉体と精神はつながっているので、肉体的に辛いと感じると精神にも悪影響を与えます。 もし高齢出産を考えているなら、普段から運動して体力をつけることも必要です。

周囲の目というリスク

出産というのはおめでたいことです。 20代、30代ならばおめでとうと素直に祝福してくれる人も多いでしょうが、これが40代の高齢妊娠の場合は、そうはいかない場合があります。 「子供が一人前になるころには60代だよ」、「なんか障害を持って産まれてくるかもしれないよ」と周囲から心ない意見を言われる可能性もあります。 また人によっては夫の両親や自身の両親から「まだ子供ができないのか」というプレッシャーをかけられることもあります。 これらの意見は精神的に追い込みます。 精神的に不安を感じると妊娠に必要な女性ホルモンの分泌が低下するので、余計に妊娠の可能性が低くなります。 高齢出産を希望するなら、これらのリスクに動じない強い精神力が必要です。

先天性異常のリスクについて

妊娠、出産に成功したとしても高齢出産の場合は障害児が産まれるリスクがあります。 そのなかでダウン症が有名ですよね。 ダウン症というのは染色体の異常が原因で起こります。 染色体というのは卵子、精子両方から23本もらうので計46本となります。 これが1本少ない場合や逆に多い場合に障害が出てしまうんですね。 1本少ない場合は体内で胎児が育成されないので流産になってしまいます。 1本多い場合にダウン症として免疫力の低い赤ちゃんが産まれます。 ダウン症の発生率は20代の場合は1000人中1人なのに対し、40代では100人中1人とリスクが高まります。 これについては予防することができないので、高齢妊娠を希望するならばこのことについても家族と話し合ってください。
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